きつねの窓

10月になって、台風18号19号と、2週間続けて直撃を受けました。
台風一過の青空…と思っていたら、一気に冬モード突入。
衣替えしないうちに、暖房器具がほしくなるなんて。
もうちょっと、おだやかに季節が移ってほしいものです。

秋の花のひとつ、桔梗(キキョウ)が
たくさん咲いた山の中で、一人ぼっちの猟師と
子狐が出会って始まるお話が「きつねの窓」です。
            ↓
        きつねの窓


道に迷った猟師が、染物屋に化けた子狐に出会います。
染物屋はキキョウで青く指を染め
その指で窓を作ると、その中に、もう会えなくなった人が
映し出されることを教えてくれます。
でも、その指は洗ってしまうと、もう見ることはできません。
猟師は、窓を作って、懐かしい風景を、お母さんを
見ることができたのです。もう、一人ぼっちじゃない…
なのに、なのに、家に帰って、つい、手を洗ってしまうのです。
キキョウ畑はどこにもなく、染物屋にも二度と会えません。


深い余韻が残る絵本です。
猟師が窓の中に、お母さんを見つけた時の喜び…
もう胸がいっぱいになって、涙で文字がかすみます。
喪失感を抱えて、日々、精一杯生きている。
もう一度会いたい人がいるのに、もう決して会えない寂しさ。
これは、大人にこそわかる感覚ではないでしょうか。
子どもは子どもなりに、この絵本を楽しんでくれるでしょう。
秋の風を感じながら、是非、かつて子どもだった人たちに
読んでほしい絵本です。

この本の詳細→きつねの窓 (おはなし名作絵本 27)



もう暖房器具を用意したよ~な人も、まだ扇風機が出てるよ~な人も
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